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旅人と

昨日は、フランスのアルザスに住むお友達夫婦と、1歳になったばかりの男の子が神戸に来てくれました。

1ヶ月間の日本旅行の、一日として。

はて、異国文化が神戸のうりものだったはず。はて、どこに案内しようかなあ、とおもって
知人や友人にあれこれアイディアを出してもらって、、、

旅人と_e0126175_8263686.jpg湊川の市場と、有馬温泉にいってきました。

市場では、フランスにない野菜( 山芋やごぼう )や、まだ動いている蛸に興味をもってくれたようす。 お疲れ気味のぼうやも、パパのリュック( 赤ちゃんを乗せる用の )のなかでおとなしく、たまにかわいくにこにこと笑ってくれたり。

有馬は、思っていたよりも近くて(神戸駅から1時間足らずでつきます ) 電車か見る緑の多い風景も、ゆったりした車内も気に入ってくれました。
温泉街の細い道、炭酸せんべい、金泉、を一緒に見て回りましたが、私もほとんど夢中で、
かけだしたいくらいでした! またいきたいなあ。

旅の疲れもあるだろうに、フランスであっていたときとおなじ、穏やかで、こちらも幸せになれるような暖かな空気のながれる2人。すてきだなあ。 街行くひとがにこにこ顔でみつめる、かわいいぼうや。 良い子にそだつだろうな。 

これからの旅も、彼ららしくゆったりと、日本の良いところを見つけながら続いてゆくのでしょう。


あちこちあるいて、フランス語をはなして、温泉につかって。 一日旅人になったようで、すっかり満足して早めにおふとんにはいりました。
# by picnique | 2008-05-17 08:26 | おでかけ

一日のはじまりに

今の仕事はだいたい10時からはじまります。


早く起きた日一日のはじまりに_e0126175_8421230.jpgはゆっくり朝ごはんを食べても、出勤までの時間がたっぷりあります。

朝がいちばんすっきりと気持ちがいいので、この時間になにかしたらいいだろうな、、、と考えて、朝の散歩をすることにしました。

川沿いを歩いて、気になる路地を曲がって、小さい公園をみつけたり、草むらに花をつける春の野草をみるのがたのしみ。


今まで近くに住んでいたのに、知らなかった風景はたくさんあります。

明日は、どんな朝の道かな?
# by picnique | 2008-04-30 08:42 | おでかけ

はじまる準備

あたたかくって、外で過ごすのが気持ちよい季節になりました。
長いあいだほったらかしにしていた、「ピクニック日和」
パスワードを思い出したので、再開できます。

前の記事から、いろいろなことがあったな。
でも変わらないことの方がおおくて、私はここにいて。

そろそろ、動き出す準備をしないと。

じぶんの周りをとり囲むもの
お花 音楽 お菓子 
そして 出会うひとたち

今までのことも 
全部いっしょになって
進みだそうとする道を
そっと光で照らしてくれる

じゅうぶん休んだし、じゅうぶん待ったしね。
# by picnique | 2008-04-28 11:54 | これから

波こえて

日記内容

テレビで、パリ特集を観ました。

パリのはじまりは、セーヌ川を行き交うケルト人の船だったのだそう。
それで今でも船がパリの紋章のつかわれていて、セーヌにかかる橋や、学校にみることができます。その紋章のまわりには「たゆたえども沈まず」という意味のラテン語が書かれています。

船が水面をつたっていくように、時代の流れや環境の変化に柔軟に適応しながら、自分達の自由のため、よりよい暮らしのために、時には国に向かって意見や抗議できること。自分をまもれるということ。他からの波にもまれて消えてしまわないこと。

フランス人は個人主義だ、と聞いたらとても自由に好き勝手に生きているようですが、その内側では、それぞれが自己を主張しながらもそれぞれの違いを認めて、上手に共生しています。

日本に帰ってきて7ヶ月。思ったよりも早く神戸での暮らしに馴染めてうれしいけれど時にしんどくなって、自由の空気が流れていた海外での暮らしを思い出すこともあります。

「たゆたえども、沈まず」この言葉を聞いて、はっとして、まわりに適応しながら、その中で自分らしく暮らすことは、どこにいてもできるだろう、自由の風がここでも吹かせられるだろう、という気がしたのでした。
# by picnique | 2007-10-07 09:18 | 心もよう

etoire d'anis

今回は、神戸の栄町にある、雑貨屋さんの7周年の贈り物。

以前から気になっていて、でもひとりではドアーを開けられないでいたこのブティックは、まるでフランスの小さな通りにひっそりとあるような、店主さんからも、置いてあるものからも同様に凛とした空気の流れる、心地よい緊張感のある空間でした。

何しろ、実際に行ったことはなかったので、ブティックに合うお花の雰囲気は、注文してくれた友人から聞いたところから決めるだけ。 
「色は白と濃い茶、花材はだんだんとドライになってゆく様子を楽しめるように」、ということを考えながらつくりました。(それから、ファンタジックで、ドラマティックな所もいれて、という言葉もありました!) 

使った花材は : リュウカデンドロン、ユーカリ(丸葉/グラニート)、フィリカ(シルバーベリー)、バーゼリア、水苔、ヘクソカズラ、カラスノエンドウ、オクラ

あと、ユーカリの枝にアニスシード(フランス語で、etoire d'anis 「アニスの星」と呼びます。)をつけて、ドラマティックなニュアンスを。

どきどき、緊張しながらブティックに持っていったのですが、店主さんに喜んでもらえて、友人といっしょに、ほっと安心したのでした。 普段使わない花材と、イメージで作る花飾りは、また少し世界が広がる、とてもよい経験になりました。




etoire d\'anis_e0126175_9182468.jpg

# by picnique | 2007-10-01 09:23 | picnique