<   2007年 10月 ( 2 )   > この月の画像一覧

波こえて

日記内容

テレビで、パリ特集を観ました。

パリのはじまりは、セーヌ川を行き交うケルト人の船だったのだそう。
それで今でも船がパリの紋章のつかわれていて、セーヌにかかる橋や、学校にみることができます。その紋章のまわりには「たゆたえども沈まず」という意味のラテン語が書かれています。

船が水面をつたっていくように、時代の流れや環境の変化に柔軟に適応しながら、自分達の自由のため、よりよい暮らしのために、時には国に向かって意見や抗議できること。自分をまもれるということ。他からの波にもまれて消えてしまわないこと。

フランス人は個人主義だ、と聞いたらとても自由に好き勝手に生きているようですが、その内側では、それぞれが自己を主張しながらもそれぞれの違いを認めて、上手に共生しています。

日本に帰ってきて7ヶ月。思ったよりも早く神戸での暮らしに馴染めてうれしいけれど時にしんどくなって、自由の空気が流れていた海外での暮らしを思い出すこともあります。

「たゆたえども、沈まず」この言葉を聞いて、はっとして、まわりに適応しながら、その中で自分らしく暮らすことは、どこにいてもできるだろう、自由の風がここでも吹かせられるだろう、という気がしたのでした。
[PR]
by picnique | 2007-10-07 09:18 | 心もよう

etoire d'anis

今回は、神戸の栄町にある、雑貨屋さんの7周年の贈り物。

以前から気になっていて、でもひとりではドアーを開けられないでいたこのブティックは、まるでフランスの小さな通りにひっそりとあるような、店主さんからも、置いてあるものからも同様に凛とした空気の流れる、心地よい緊張感のある空間でした。

何しろ、実際に行ったことはなかったので、ブティックに合うお花の雰囲気は、注文してくれた友人から聞いたところから決めるだけ。 
「色は白と濃い茶、花材はだんだんとドライになってゆく様子を楽しめるように」、ということを考えながらつくりました。(それから、ファンタジックで、ドラマティックな所もいれて、という言葉もありました!) 

使った花材は : リュウカデンドロン、ユーカリ(丸葉/グラニート)、フィリカ(シルバーベリー)、バーゼリア、水苔、ヘクソカズラ、カラスノエンドウ、オクラ

あと、ユーカリの枝にアニスシード(フランス語で、etoire d'anis 「アニスの星」と呼びます。)をつけて、ドラマティックなニュアンスを。

どきどき、緊張しながらブティックに持っていったのですが、店主さんに喜んでもらえて、友人といっしょに、ほっと安心したのでした。 普段使わない花材と、イメージで作る花飾りは、また少し世界が広がる、とてもよい経験になりました。




e0126175_9182468.jpg

[PR]
by picnique | 2007-10-01 09:23 | picnique