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撮影の日

先日、勤めているお花屋の店長さんが、お花の雑誌「花時間」用のウェディングブーケの話をされていました。 今回は、バラを使ったブーケの特集のようで、メインのバラと、組み合わせるお花の話。 

聞いていると、「キャラメルアンティーク」や、「ライムローズベール」や、「アナベル」など、なんだかわくわくするようなお花の名前ばかり。

撮影の日、私はちょうどお休みだったので、お願いして、撮影に連れて行ってもらえることになりました。 撮影現場は、芦屋にある、古い洋風の建物を改装した結婚式場。エレガントな感じのレストランもありました。その場の雰囲気にいるだけで、夢心地になるような、すてきな所です。

この日、店長さんと、妹さんが作られたブーケはピンク色のかわいらしい感じのものと、ばらの黄色と、イタリアンベリーが印象的な夏らしい色のブーケ。 今まで私が見てきたブーケはお花の高さがあまり変わらないものが多かったのですが、今のお店では、ブーケも、アレンジでもお花の高低の差をいかしたものが多く、この2つのブーケも、絶妙なバランスで、オアシスのホルダーにさしてありました。

エレガントな空間にいても、お仕事はお仕事。「花時間」編集の方、カメラマンの方、アシスタントさん、みんなテキパキと動かれていて、スタッフとして連れて行ってもらっているけれど見学者のような私は、ただそわそわ。

つぶさに見学してきた撮影の流れは、
1.撮影場所にテーブルをセッティング
2.プラスチックのブロックまたはブーケホルダーに、ブーケを固定する
3.まわりにおく小物をえらぶ
4.白い板で光を調節
5.ポラロイドで、試し撮り
6.チェック、手直し
7.本番用カメラで撮影

というものでした。 もう1軒のお花屋さんも同じ時間帯に撮影されていて、また一風かわった取り合わせ、束ね方のブーケも見ることができて、学ぶことの多い一日でした。 この日撮影されたブーケたちを、雑誌で見る日が楽しみです。
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by picnique | 2007-06-28 08:43 | おでかけ

花市場へ

]??@d?兵庫県庁前にある素敵なカフェ、Sallowさんに飾るお花をもとめて、大阪鶴見の花市場、「 花ぽーとブロッサム 」へ行ってきました。

始めての花市場です。当日は朝4時に起床し、カフェのお二人と、一路鶴見へ。お二人のお友達で、ランドスケープデザイナーの方と市場で合流して、案内していただきました。

パリのランジス花市場よりも規模は小さいと聞いていましたが、中卸のお店に加えて、あちらでは見られなかった花の競りを近くで見たり、花箱がベルトコンベアーに載って仕分けされて行く様子を見たり、市場内は想像していたよりもずっと活気があり、胸高鳴りました。

中卸のお店は5、6件あり、季節のお花やグリーンが豊富にそろっていました。ブルーのポピーや、レモン色をした一重のシャクヤクなど、普段お花やであまり見かけない花材もたくさん。
うれしかったのは、ブルーベリーやブラックベリー、カシスなど、実ものがそろっていたことです。 ヨーロッパで初夏のブーケにこの実ものが使われているのを見た時には、なんて素敵な!と、どきどきしたものですが、高価ながら日本にもあるようです。

この市場の中卸しのお店では許可証のない、個人でもお花を買えるので、お花教室の先生らしい人、なにか別のお店をされていそうな人に混じり、私達も真剣にお花を選んできました。 カフェ用には、夏ツバキ、国産アジサイ、ユウギリソウ、ブラックベリーを。

ここで表示されているのはたいてい1本のお値段でしたが、購入単位は5本、10本の束。 1本ならなんとか予算で買えそうなきれいな西洋アジサイも、珍しいダリアも、束となっては買えないのが残念でした。でも、それが市場というもの。個人でブーケや花束の注文をとっているうちは、自分のフットワーク内で集められるものを、そして同じものを数多くつかう、お教室の時などには、再び市場に出向いてこよう、と思ったのでした。 
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by picnique | 2007-06-19 11:25 | picnique

摘み草

先日、久しぶりに滋賀にある実家に帰ってきました。 夏のように暑い日。 街ゆく人、電車に乗っている人たちも、すっかり夏の装いです。

窓の外を眺めながら三ノ宮−南草津の電車の旅をしていると、京都を過ぎたあたりから、窓の外にはこんもりと茂る山や、田植えを終えたばかりの田んぼが広がりだし、何だかほっとした気持ちになりました。親しい、なつかしい風景。

駅から実家までの道のりでは、神戸ではふだん見かけないヒメコバンソウや、シュっと気持ちよさそうに伸びたイネ科の草を見つけて、ついつい「 摘み草 」せずにはいられなくなってしまいました。 

今、静かな?ブームになっている「 摘み草 」というのは、食べられる野草を摘むことですが、私の摘み草は、そっと持って帰って花瓶やコップにさす、手軽にできる、暮らしの装飾のための摘み草。 子供のころきっとみんな好きだった、道ばたのたんぽぽやシロツメクサを摘んで、空き瓶に入れてたみたいに。

ドイツでは、ちょうど今くらいの季節から真夏前まで、色、大きさ、種類もそれぞれの野の花がきれいです。野の花だけで、はっとするくらい素敵な花束ができるほど。 なので夕方の公園やお休みの日の散歩道では、手に手に小さな花束を持った人をよく見かけました。

これからも、摘み草活動はやめられそうにありません。
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by picnique | 2007-06-11 17:52 | picnique

ピクニック始め

 ヨーロッパの普段の暮らしと、それを彩る花やグリーンを追いかけて、約5年間イギリス、フランス、ドイツですごしてきました。

 今年の2月に日本へ帰国して神戸に移り住み、やっとお花の仕事をはじめられたところ。これまでいろんな場所で見てきたもの、経験してきたことを、何か、目に見える形にしてゆけたら良いなと思っています。 その足どりを、日々のできごとや感じたことをとおして、綴ります。

 ふつうに見えるものの中に潜んでいる、ときめき、ひらめき、をひとつづつ、自分のバスケットに入れてゆけるように。
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by picnique | 2007-06-06 08:31